セルゲイ・タネーエフ 室内楽曲集
Mikhail Pletnev(ピアノ)、今井信子(ヴィオラ)ほか
Deutsche Grammophon 00289 477 5419
2003年録音
このCDは、ジャケ買いである。絵画を使わず、タネーエフの抽象的な似顔絵を表紙にした、クラシックCDにしては珍しく斬新的なデザインである。昔の作曲家は、ひげをはやしたのが多いが、タネエフもそうだ。
それにしても、メジャー・レーベルにしては、珍しい選曲である。DGも時々、ヤルヴィのシテインベルグの交響曲なんてのを出してくる。演奏人も、プレトニョフと今井信子との共演と豪華だ。
中身はどうかと店員さんにきいたら、ブラームスだと言われた。
早速聴いてみたが、店員さんの言う通りだった。まったく、ロシア臭さはなかった。西欧的でポリフォニックだ。
だが、ブラームスほど、神経質でないのも確かであった。チャイコフスキーの弟子で、ラフマニノフの先生だったらしい。
まわりが目立って、当の本人は影に隠れてしまったようだ。ちらほらCDも出ているので、ニホンでは全く無名ではないようだ。
もっと演奏されてしかるべき作曲家ではあると思うが。
余談だが、私はこのコーナーを書くときは、もちろんそのCDをBGMにして、思いつくままに書いていく。すこしづつ書き溜めていくタイプではなく、思いついたままに一気に書いていくタイプである。

